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研究発表会に先立つ27日には、中国支部主催による支部設立10周年記念セミナーと祝賀パーティーが行われました。
中国支部の設立は1994年12月1日。記念セミナーは、最初に村川三郎支部長(広島大学大学院教授)村川支部長が、10年の歩みについて以下のような概況報告を行いました。
「中国支部は、支部発足後間もない95年1月に発生した阪神・淡路大震災の緊急報告会(同年3月)に始まり、都市のゴミ問題、ストックマネジメント、ITとFMなど、時代の流れに沿ったアップツーデートな問題を取り上げてきました。建物を“所有する”“造る”“使う”“守る”の4つの立場の人々の情報交換による新しい価値観の創造という支部創設の理念のもとに活動してきましたが、ここに来て新たに“経営する”という視点が重視されつつあります。今後は経営者の立場を加えた5者による情報交換を活発化し、問題を共有し、解決していきたいと思います」
続いて、現在、環境管理分野で精力的に発言する以下の6氏による講演が順次行われました。各氏の論調には、ビルを取り巻く環境が激変するなかで、ビルメンテナンスにおいても従来どおりの経営管理手法では立ち行かなくなるといった共通の指摘があり、また業務の発注者とビルメンテナンスが業務品質について共通のモノサシでお互い理解したうえで、両者がともに利益を得られるような関係の構築も課題に挙げられました。
(次号で詳細報告予定)
- 中津元次………(有)中津エフ.エム.コンサルティング代表取締役
FMの事例に見る「大きく変わる経営」
- 小松伸多佳……野村リサーチ・アンド・アドバイザリー主任研究員
ビルメンテナンス業21世紀の課題と可能性
- 海野勝至………(株)ビルネット代表取締役社長
指定管理者制度の現状と今後の対策
- 古橋秀夫………東京美装興業(株)常務取締役
アウトソーシングとSLA/KPI
- 緑川道正………(株)スミセイビルマネージメントビル管理部主任技師
ビル総合サービス業としてのFM
- 松浦房次郎……(有)松浦技術士事務所取締役社長
これからの設備管理
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