【授賞理由】
高分解能衛星画像データは、その解像度ゆえに都市解析への応用が期待されているが、一方で、その情報量の膨大さゆえに、分類が難しいという問題を抱えている。
本研究は、大量の地点にわたる現地調査により、高分解能衛星画像データによる都市被覆状況の解析に必要となる教師データを取得するとともに、教師データを用いた解析によって、適当な土地分類項目数と分類精度及び誤分類の原因を明らかにしており、前述の問題に解決の糸口を与えているものであって、発表奨励賞にふさわしい内容を有していると判断される。
本研究は、都市熱環境の把握に、高分解能衛星画像データを応用する試みであり、近年問題となっているヒートアイランド現象の広域的把握に有効な手法を提示したものであって、発表奨励賞にふさわしい内容を有していると判断される。
【これまでの学会賞】