|
会場内で発生するごみは9つに分別されます。
(1)生ごみ(食べ残し、分解性プラスチック容器)、
(2)割りばし、(3)ペットボトル
(4)プラスチック類、(5)紙コップ・紙飲料容器
(6)新聞・チラシ・雑誌・パンフレットなどの紙類
(7)燃えるごみ、(8)燃えないごみ、
(9)飲み残し水。
これを、お客様にしていただくようになっています(写真10)。
会場にはごみ箱ステーションというものがあり、ごみ箱が十何個並んでいます。このごみの分別は慣れている人でも一瞬迷ってしまうだろうと思います。ましてや外国からのお客様は、理解しがたいという人もいるようで、分別方法を説明するためにボランティアの方にも協力してもらっています。万博協会でも「ごみ処理の手引き」という冊子を出していますが、まだ十分には理解されておらず、パビリオンの裏手にごみが積み上げられていることなどもまま見受けられます。
それから、私たち清掃担当者というのは仕事の性質上、設備の不備・不具合をいちばん発見しやすい立場にあります。そこで各ゾーンからいろんな情報を集めまして、施設の不具合管理簿をつくり、万博協会に毎日報告しています。一時は1日十数件の日もありました。いちばん多いのがトイレの不具合、例えば水が出ない、水が漏れている、ドアが開かない・壊れたなどです。また会場全体で多く使用されています木ですけども、とくに床面に使用されている天然木は、多くの人の歩行で板が壊れたり、雨などの影響で反り返ったり、ゆがんだりという報告もけっこうあります。
最後に、世界中から多くの国々の人が集まりますと、会場内でもいろんなことが起こります。これは私たちがいちばん困ることですが、開場前に見回りしますと、トイレットペーパーや手洗い石けん(据え置き式)が夜中の間になくなることがあります。そのためか、ペーパーの消費量も1日約3000個にのぼり、ちょっと多いような気がしています。また、朝トイレ掃除に行きますと、上半身裸で体を洗っている外国の方もおられます。なるほど習慣も違えば考え方も違ういろんな人たちが集まれば、いろんなことも起こるものです。残り4か月、まだまだどういったことが起こるか、半分たのしみでもあります。
このように、会場に来られるお客様がより快適に、より気持ちよく観覧できるよう、観客サービスの一環として日々頑張って務めている次第です。
|